SONY ICB-707 チャンネルスイッチ不良のためお預かりしました。


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アンテナにぐらつきがあり、増し締めしました。


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分解してゆきます。


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配線で繋がったところが無く、ケースの切り離しが楽です。


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スタンドがぐらぐらしています。


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スタンドの蝶番が抜けてしまいます。


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反対側は、U字ピンで固定されています。


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クリップをこのような形に曲げて、


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ピンをはめ込んで固定しました。


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分解を進めてゆくと、スピーカーの磁石になにかが付いています。


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見覚えのあるU字ピンでした。


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スタンドに取り付けて固定し、解決しました。


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チャンネルスイッチにガリが出て接触不良になっています。


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チャンネルスイッチを取り外しました。


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アルプス電気製です。


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分解しました。


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接点を洗浄しました。

アルコール浸けです。

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一度分解すると、頭を飛ばしているため元に戻りません。

この足は切断してしまいます。

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センターポンチでガイドになる下穴を開けます。


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ドリルで穴を開けます。


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スライド接点用コンタクトグリスを接点に塗布します。


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長ねじを通して組み立てます。

何度でも分解清掃ができます。

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チャンネルスイッチを取り付けました。


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Sメーター照明とチャンネル照明をLED化しました。


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点灯を確認しました。


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LEDの電流制限抵抗です。

既存のものを取り外して交換しました。

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変調のかかりが小さくなっている症状が見られます。

変調のSメーターも振れが悪いです。

音声の通り道にある電解コンデンサーを、音質の良いフィルムコンデンサーに交換しました。
ちょっとたカスタマイズです。

左側の茶色のものがフィルムコンデンサーです。

音はガラリと良くなります。

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フィルムコンデンサーの交換場所。

変調トランスまでの間に2箇所で使いました。

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Sメーターの振れ具合を改善。

制限抵抗を交換し振れ方を良くしました。

変調音もバッチリ回復しました。

LEDの照明も明るく、チャンネルスイッチの照明はピンク色です。

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電解コンデンサーをオール交換しました。


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周波数調整。

27,144Mhz 

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スプリアス良好です。


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受信感度を調整。


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受信感度が最大になるように調整しました。


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受信感度。

ー114,0dBm

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ロッドアンテナを伸ばした状態で送信し、電解強度計の指示が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整。

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送信出力。

0,5W

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8チャンネルの固定機で、これほど小型な無線機ならカバンに入れて持ってゆけます。

基本性能が良い無線機です。

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