ICB-87R 調整のためお預かりしました。


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私は詳しくはわかりませんが、技適マークについて、金色のマークがボディー側面に添付されているのが前期型で、このように背中の銘板にあるのが後期型です。

両者の違いは、後期型のものは製造先がSONYではなく、別会社に移されておりアンテナの調整が不良で送信・受信ともに性能が低いとのこと。

本機は後期型ということになります。

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ロッドアンテナのぐらつきを増し締めしました。


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ハンダクラックなどを点検しました。


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パンク・膨張したコンデンサーを点検。


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各ポイントを調整してゆきます。


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受信局発を調整。

10,240Mhz

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送信局発を調整。

10,695Mhz

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AGCの調整。

44,0dBuVのとき、

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Sメーターの指示がレッドゾーンにかかるように調整します。


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周波数。

27,144MHz

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スプリアスが最小になるように調整。


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出力。

0,5W

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受信感度が最大になるように調整。


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受信感度測定。

ー118,0dBm

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Sメーター感度。

ー73.0dBmのとき、

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S9です。


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後期型で問題のあった、アンテナ調整が不良である件。

ロッドアンテナを伸ばした状態にてローディングコイルを調整し、

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電界強度計の指示が最大になるように調整しました。

指示がグーンと伸びて最大になり、本機もこれでOKです。

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ICB−87Rはロッドアンテナの長さが最大サイズであるのが特徴です。

受信感度も良いので、CB無線機を一台だけ持つなら87Rはベストチョイスです。

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