IC-R7100 受信感度が悪いとのことでお預かりしました。
受信感度低下の原因にはリレーの接点不良があるので点検です。
松下電器のRK1 4個使われています。
BPF基板
同じリレーが使われている場所です。
同型品のリレーは代替品も含め入手は困難です。
密閉型リレーは分解出来ないためケースを切ってみました。
接点を点検します。
接点の抵抗をテスターで見たところ異常ありませんでした。
接点が酸化しにくく、そのための密閉型です。
メインディングテープで密閉しました。
セロハンテープはポリエチレンのため劣化が早いのですが、メインディングテープはアセテートのため劣化しにくいのが特徴です。
受信感度低下は、BPFの離調が原因でした。
IC-R7100はいろいろ手が入れられて直されています。
VRが交換されています。
BPFの調整。
ハンダ不良、パターン点検。
シールド板取り外し点検。
片方だけハンダを外してシールドをめくったと思われ、切れてしまっています。
良く手を入れてありますね。
発振の調整。
PLL基板
2nd Lo チェックポイント
J5からの信号をひろいます。
発振を最大に調整。
1st Lo 調整。
コンデンサー2個交換しました。
IF の調整がききません。
調整コイルのコアがつぶれていました。
私も何度か経験があります、すぐにコアが欠けてしまいます。
こうなったらもう回せません。
PLL基板取り外し。
外したコイルの下からコアを回し、抜いたコアを逆向きにして入れます。
取り付けたら調整です。
最大に調整しました。
3rd Lo 10,245Mhz の調整。
TOTAL GAIN
2,5V
バックライトをLED化しました。
点灯を確認しました。
FMラジオが良い音です。
受信感度低下の原因にはリレーの接点不良があるので点検です。
松下電器のRK1 4個使われています。
BPF基板
同じリレーが使われている場所です。
同型品のリレーは代替品も含め入手は困難です。
密閉型リレーは分解出来ないためケースを切ってみました。
接点を点検します。
接点の抵抗をテスターで見たところ異常ありませんでした。
接点が酸化しにくく、そのための密閉型です。
メインディングテープで密閉しました。
セロハンテープはポリエチレンのため劣化が早いのですが、メインディングテープはアセテートのため劣化しにくいのが特徴です。
受信感度低下は、BPFの離調が原因でした。
IC-R7100はいろいろ手が入れられて直されています。
VRが交換されています。
BPFの調整。
ハンダ不良、パターン点検。
シールド板取り外し点検。
片方だけハンダを外してシールドをめくったと思われ、切れてしまっています。
良く手を入れてありますね。
発振の調整。
PLL基板
2nd Lo チェックポイント
J5からの信号をひろいます。
発振を最大に調整。
1st Lo 調整。
コンデンサー2個交換しました。
IF の調整がききません。
調整コイルのコアがつぶれていました。
私も何度か経験があります、すぐにコアが欠けてしまいます。
こうなったらもう回せません。
PLL基板取り外し。
外したコイルの下からコアを回し、抜いたコアを逆向きにして入れます。
取り付けたら調整です。
最大に調整しました。
3rd Lo 10,245Mhz の調整。
TOTAL GAIN
2,5V
バックライトをLED化しました。
点灯を確認しました。
FMラジオが良い音です。
昨晩、R7100を受け取りました。
BPF、IF他を念入りに調整、照明もLED化して戴いたR7100とのご対面です。
本日、周波数表示ズレがどうしても残ってしまうとのお話でしたので、1khzステップでチューニングし
ズレを補正した上で早速、東京、神戸、福岡コントロールの各セクター周波数をメモリに入れて一日中
スキャンを走らせてみました。感度比較のために同時に他のラジオも同様にです。
2m付近に感動低下があるとのことでしたが、航空路管制の航空機側の波を聴く分には決して遜色のない
仕上がりだと思います。
これでまた暫くは現役で頑張ってもらえます。とてもうれしいです。
JHG様ならではの、匠の技ですね。本当にありがとうございました。
他にも調子の悪いリグを沢山抱えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
早速の使用レポートをいただき、ありがとうございます。
無線機がゼネカバ受信になってからというもの単体の受信機の新発売が無いところ、BCLが人気復活のようでラジオ雑誌を目にするようになってきました。
現行縦型の短波ラジオが多い中で、IC-R7100のように通信機型の受信機はやはり格好良いものですね。
わかります!
周波数表示が光電管のR7000は、私も欲しい受信機の1台です。
フロントマスクがアルミダイキャスト製で頑丈だし、シャックにあるだけで絵になります。
それにしても受信機は古くなって来て初めて設計や使用パーツのよし悪しが出て来るのでしょうか。数あるVUレシーバーの中で、個人的にはSTANDARD AX700は経年劣化が少ないように思います。
R7000は探せばなんとかなりそうですよね。
受信機の歴史上これなしでは語れないかも知れません。
AX700は、これはもう測定器です。
私はJRCが欲しいですが、短波以上がないのが残念です。
電解コンデンサーなど劣化してしまうパーツはどうしようもないのですが、それを見越して余裕をもった設計がされているものが良いですね。
一番はなるべく発熱が少ないのが優秀なのでしょうが、ICOMの製品はその点はバッチリ決めてくるメーカーだと思います。
エアバンドに関しては、特化した製品を作ってくるのはAORかな?アマチュアハンディー機ではALINCOか。
ユニデンは相当なマニアックですよ、アクションバンドに関しては昔から強いですね(笑)良いメーカーです。
ユニデンはそんなに良いですか、知りませんでした。
私はユピテルMVT7000使っていますが、内部ノイズが一定の間隔で出ている感じで、肝心なところで使いものにならなかったりします。
ユピテル、マルハマ、受信機撤退してしまいましたね、残念です。
アジア通信工業 R-535はどうですか、あまり見ませんが。