過去記事ですが、CB無線機のパワーモニターを作ったことがありました。

http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/12378240.html

無線機のアース効果を確認するための機器ですが、欲しいという方がおりましたので作りました。

SD-304L 500uA

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タカチのプラスチックケース。

SW-75

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ラジケーターのケガキ線を引きます。


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ピンバイスで穴開け。


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ブリッジになったところを彫刻刀とハンマーで叩いて落とします。

超音波カッターなら、もっと楽でしょう。

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ヤスリで整えます。


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ラジケーターを取り付けました。


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アッテネーター。

50kΩ Bカーブのボリュームです。

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ケースに取り付けました。


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検出クリップを取り付けました。


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空中配線でもOKですがラグ板を使いました。

部品を穴に複数入れるので大きいほうが便利です。

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セラミックコンデンサー 0,1uF

シリコンダイオード 1S2473 (小信号用ダイオードの1N4148で良いです。)

切取った足でジャンパー配線です。

使わないラグがあるので、平ラグ板は6個のものでOKですね。

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裏側にU端子を取り付けます。


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検出クリップのネジにU端子を取り付けました。


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ラジケーターにコンデンサー100uFを取り付けます。

おだやかな運針となります。

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ボリュームとラジケーターに配線します。


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CB無線機のアンテナにクリップします。

送信すると針が振れます。

アース効果が良い方法を探ってください。

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ロッドアンテナです。


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ロッドアンテナにクリップすれば電界強度計として、その他、ワイヤーアンテナにロッドを這わせればアンテナの腹と首がわかるので、マッチング点として切るのにも良いです。

テスターリードをクリップに挟んで検体に当てると、例えば無線機のファイナルが飛んでいるのか、プリドライブまでは生きているか判定するのに使えたり、高周波が見えるといろいろ使い道があります。

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ラジケーターが見やすいサイズはこれが限界でしょう。


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高周波だけの用途ならこちらの記事です。

高周波プローブ 回路は同じでより簡単です。

http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/916879.html