IC-820 サブチャンネルの音が出ないとのことでお預かりしました。
サブチャンネルは受信しているようですが音が出ません。
オーディオIC周り、電解コンデンサーの液漏れ跡がありました。
コンデンサーを取り外し、基板を洗浄後にハンダメッキしたところです。
電解コンデンサー交換後の状態です。
しかし、音が出ない状態はまだ解消しませんでした。
そこからが大変!
回路図をたよりに基板の配線を追いかけます。
ボリュームを点検。
ボリュームを回すと電圧が変化するので異常はないようです。
オーディオICを再ハンダ処理。
オーナー様に症状出現までの状況を確認。
始めスケルチが効かなくなり、その後音まで出なくなったとのこと。
状況の聴取は大事なことです、参考になります!
スケルチとオーディオ回路は別ものなので、一度に両方がダメになることは滅多にないことです。
症状を聞くと、ヤバイ! 奥が深いかも知れません。。。。
スルーホール点検。
AF信号を追いかけてゆきます。
コネクタ取り付け部ですが、一見して良いようでも内部で断線しています。
再ハンダ処理。
音が出るようになりました。
深く考えていたのですが、突破したときはこんなものです。
オーナー様の希望によりバックライトをLED化しました。
点灯確認。
Sメーター照明もLED化。
リファレンス周波数調整。
周波数。
FMデビエーシュン調整。
規定の4.8KHz
出力
HI 20W
スプリアス良好。
145Mhz
同 433MHz
受信感度。
ー139.7dBm (SINAD)
ー141.0dBm (SINAD)
ネガタイプの液晶が格好良い無線機ですね。
サブチャンネルは受信しているようですが音が出ません。
オーディオIC周り、電解コンデンサーの液漏れ跡がありました。
コンデンサーを取り外し、基板を洗浄後にハンダメッキしたところです。
電解コンデンサー交換後の状態です。
しかし、音が出ない状態はまだ解消しませんでした。
そこからが大変!
回路図をたよりに基板の配線を追いかけます。
ボリュームを点検。
ボリュームを回すと電圧が変化するので異常はないようです。
オーディオICを再ハンダ処理。
オーナー様に症状出現までの状況を確認。
始めスケルチが効かなくなり、その後音まで出なくなったとのこと。
状況の聴取は大事なことです、参考になります!
スケルチとオーディオ回路は別ものなので、一度に両方がダメになることは滅多にないことです。
症状を聞くと、ヤバイ! 奥が深いかも知れません。。。。
スルーホール点検。
AF信号を追いかけてゆきます。
コネクタ取り付け部ですが、一見して良いようでも内部で断線しています。
再ハンダ処理。
音が出るようになりました。
深く考えていたのですが、突破したときはこんなものです。
オーナー様の希望によりバックライトをLED化しました。
点灯確認。
Sメーター照明もLED化。
リファレンス周波数調整。
周波数。
FMデビエーシュン調整。
規定の4.8KHz
出力
HI 20W
スプリアス良好。
145Mhz
同 433MHz
受信感度。
ー139.7dBm (SINAD)
ー141.0dBm (SINAD)
ネガタイプの液晶が格好良い無線機ですね。
FMデビエーシュン調整は、どのように配線して、どのように測定していますでしょうか。
宜しければご教授ください。
コメントありがとうございます。
無線機のサービスマニュアルを見ると、FMデビエーション調整について、マイク端子からどのくらいの信号を何ミリボルト入力するか決められています。
だいたい1Khzで15mVなどとなっていますので、オーディオゼネレータでその信号を作り、無線機のマイク端子から入力します。
無線機をLOパワーで送信にして、アンテナコネクタから同軸経由でアッテネータを介して、FM直線検波器に入力して測定しながら規程値に調整します。
オーディオゼネレータ、ACミリボルトメータ、FM直線検波器又はスペクトラムアナライザが必要です。
早々ありがとうございます。
オーディオゼネレータ、ACミリボルトメータは以前に、FM直線検波器は先頃入手しました。
FM直線検波器が中古の動作未確認でしたので、どうなるかと思っています。JHG様のブログの写真と同じ製品かと思っています。
他の部品を手配中ですので、まだ測定までに時間がかかるかと思いますが、試してみたいと思います。
おそらく近くに住んでいるかと思っています。マルツはたまに行きますので。
では。
近くの方でしたか‼ 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、コメントください。
はじめまして、コメントありがとうございます。
IC-820シリーズは、使用されている電解コンデンサーの質が悪く、すぐに液漏れをおこして不調になるトラブルが多数発生しました。
これによるかは不明ですが、すぐに後継機として821を発売しました。
よって、821にあってはコンデンサーの対策がなされたものと思いますが、経年劣化は避けられず、同じようなトラブルが発生するようです。
オーディオIC周り、またオーディオ信号経路にある結合コンデンサーの容量が抜けてくると、音が小さくなるなどの症状が出てきます。
ネット上で検索すると、英文のサービスマニュアルがありますので、回路図からオーディオIC周りの電解コンデンサーを交換してみてください。
そうでなければ、リレーの不良なども考えられます。
おはよう御座います。早々に御教授頂きまして誠にありがとうございました。このリグは小型でデザインも良く気に入っていますので末長く愛用したく思っております。参考にさせて頂きます。有難う御座いました。
怪しいコンデンサーは、周辺のハンダにつやが無くなっていたり、明らかに腐食あとがあるので分かると思います。
ご健闘ください!
またコメントください。
うちのIC-821は白色のフラットケーブルの接触不良起因で動作不良が時々起きます。
なるほど!あり得ますね。
あのフラットケーブルのぐらぐらの感じで、青色の板が剥がれてしまった、接点がちゃんと挟めてる?ズレてない?の部分ですね。
外部スピーカー、メイン・サブ ジャックの接点不良も要因としては確認するところですね。
重ね重ねありがとうございます。私がやると復元出来ないかもしれませんが頑張ってみます。まず細かい部分が見えません。困ったものです。では失礼致します。
430Mhz側のPAユニットにあるPINダイオードが不良かも知れません。
MI407 残念ながら廃品種です。
考えられる原因はひとつではないですが、もしかしたらというところです。
調べてみたら、MI407はサトー電気に在庫があり入手できるようです。
お預かりしてみないと何とも言えません。
一度、下記へ空メールでもください。
jr2jhg@gmail.com
メールエラーはありません、大丈夫です。