Hansen FS-300H calダイヤル不具合のためお預かりしました。

カバーの取り外し。

分解。

SWRの calダイヤルが不具合にて、調整がフラフラして定まりません。
ボリュームのカーボン抵抗帯が寿命です。

50KΩ Bカーブのボリュームが不良です。
シャフトが長いタイプですが、このタイプはなかなか売っていません。
接点復活剤をかけたようで油でベタベタしています。

油が垂れた跡ができるくらいです。
拭き取りました。

シャフトが短いタイプしか無く、これを加工するしかありません。
Linkman製、50KΩ、Bカーブです。

ドリルにてガイド穴を開けます。

ガイド穴を徐々に大きくしてゆきます。
真直ぐに開けるにはなかなか難しいのです。

スペーサーネジです。

シャフトの継ぎ足しです。

長さOKです。

取り付けました。

較正のやり方は次のとおりです。

調整は各トリマーにて行います。

FT-757にて実施しました。
7MHz

出力100Wの指示を確認です。

SWR値の較正です。
100Ωのダミーロードはありませんので自作品です。
1kΩの酸金抵抗を10本並列にしたものです。

トランスオイルを冷却液にすれば、連続100Wでも大丈夫です。
トランスオイルなどの電気絶縁油は、シリコンオイルなら使えると思います。

50Ωのダミーロードを油冷却にすれば100WでもOKです。

小型のダミーロードはそのままだと100Wは厳しいです。
調整には10秒くらい必要なときがありますので煙が出てしまいます。

50Ωにて SWR 1.0 を指示したら、
100Ωにて SWR 2.0 を指示するように較正します。
出力は100Wにて実施です。

calボリュームの動作も良好です。
較正終わりました、使ってみてください。


カバーの取り外し。

分解。

SWRの calダイヤルが不具合にて、調整がフラフラして定まりません。
ボリュームのカーボン抵抗帯が寿命です。

50KΩ Bカーブのボリュームが不良です。
シャフトが長いタイプですが、このタイプはなかなか売っていません。
接点復活剤をかけたようで油でベタベタしています。

油が垂れた跡ができるくらいです。
拭き取りました。

シャフトが短いタイプしか無く、これを加工するしかありません。
Linkman製、50KΩ、Bカーブです。

ドリルにてガイド穴を開けます。

ガイド穴を徐々に大きくしてゆきます。
真直ぐに開けるにはなかなか難しいのです。

スペーサーネジです。

シャフトの継ぎ足しです。

長さOKです。

取り付けました。

較正のやり方は次のとおりです。

調整は各トリマーにて行います。

FT-757にて実施しました。
7MHz

出力100Wの指示を確認です。

SWR値の較正です。
100Ωのダミーロードはありませんので自作品です。
1kΩの酸金抵抗を10本並列にしたものです。

トランスオイルを冷却液にすれば、連続100Wでも大丈夫です。
トランスオイルなどの電気絶縁油は、シリコンオイルなら使えると思います。

50Ωのダミーロードを油冷却にすれば100WでもOKです。

小型のダミーロードはそのままだと100Wは厳しいです。
調整には10秒くらい必要なときがありますので煙が出てしまいます。

50Ωにて SWR 1.0 を指示したら、
100Ωにて SWR 2.0 を指示するように較正します。
出力は100Wにて実施です。

calボリュームの動作も良好です。
較正終わりました、使ってみてください。

ボリウムは変えずに、中を開けてワイパーの位置をずらして対応しました。
それからこのメーター1.8-30MHzといっておきながら、1.8Mになると表示値が
2割ほど低下します。初め本当に出ていないのかと疑い、まともな測定器で調べたら
確かにメーターの誤差でした。
コメントありがとうございます。
カーボン抵抗帯に対して接点が走る位置をずらして残っている場所を利用する技、GOODですね。
調整の際に使用する終端抵抗の周波数特性によっても、上の周波数から下の周波数までではフラットではありませんしね。
アンテナの特性によってもまちまちです。
アマチュア無線家は本気ですから、プロ用無線では問題にしないところでも追及する姿勢は立派です。
技士というもの、そうでなくてはいけませんよね、何のための技士でしょうか私はそう思っています。
なぜだ! 疑い 調べて改善して自分の設備を信じて欲しいと思います。
またコメントください。