KATSUMI MC-902

部品交換のため、お預かりしました。

ビンテージものですので、電解コンデンサーはALL交換します。

イメージ 1

基板に取り付けられている部品の足がすべて曲げてあります。

船舶で使うなど、振動の多い場所では信頼性の点で有効です。

ハンダこての熱を当て過ぎればすぐにパターンが剥離します。

イメージ 2

場所によっては、この状態で部品交換します。


イメージ 3

コンデンサーのALL交換が完了しました。


イメージ 4

レベルメーターのバックライトをLED化しました。


イメージ 5

機動戦士GUNDAM

ザクの「モノアイ」みたいになってしまいました。

イメージ 6

シャア専用ザクのモノアイ


イメージ 7

こうして見ると、自作キットの無線機みたいですね。


イメージ 8

SSB用のツートーン出力もできるすぐれものです。

各メーカーごとの無線機で使えるように、変換コードを作ってみました。

タカチのケースを利用します。

イメージ 9

2箇所に穴を開けます。


イメージ 10

ゴムブッシュです。


イメージ 11

ゴムブッシュをケースに付けます。


イメージ 12

マイクケーブルの被服をむきます。


イメージ 13

あみ線の処理方法です。

折り返します。

切ってしまっても良いです。

イメージ 14

使うのは、コードレスのハンダこてです。

ライター用のガスで使いますが、これの先端チップを外します。

イメージ 15

このように、ホットブロワーになります。

熱風が出ます。

イメージ 16

折り返したあみ線に、熱収縮チューブ(スミチューブ)を被せてあぶります。


イメージ 17

ケースに取り付け、ハンダつけします。


イメージ 18

反対側も同様に処理して、コネクターにハンダつけします。

これは、KENWOOD用です。

イメージ 19

完成した変換コードです。


イメージ 20

MC-902はそのままで、各メーカーの無線機で使える変換コードを作りました。

ダイナミックマイクでも、コンデンサーマイクでもどちらでもOKでした。

シールはテプラなどで作ってください。

イメージ 21