KATSUMI MC-902
部品交換のため、お預かりしました。
ビンテージものですので、電解コンデンサーはALL交換します。

基板に取り付けられている部品の足がすべて曲げてあります。
船舶で使うなど、振動の多い場所では信頼性の点で有効です。
ハンダこての熱を当て過ぎればすぐにパターンが剥離します。

場所によっては、この状態で部品交換します。

コンデンサーのALL交換が完了しました。

レベルメーターのバックライトをLED化しました。

機動戦士GUNDAM
ザクの「モノアイ」みたいになってしまいました。

シャア専用ザクのモノアイ

こうして見ると、自作キットの無線機みたいですね。

SSB用のツートーン出力もできるすぐれものです。
各メーカーごとの無線機で使えるように、変換コードを作ってみました。
タカチのケースを利用します。

2箇所に穴を開けます。

ゴムブッシュです。

ゴムブッシュをケースに付けます。

マイクケーブルの被服をむきます。

あみ線の処理方法です。
折り返します。
切ってしまっても良いです。

使うのは、コードレスのハンダこてです。
ライター用のガスで使いますが、これの先端チップを外します。

このように、ホットブロワーになります。
熱風が出ます。

折り返したあみ線に、熱収縮チューブ(スミチューブ)を被せてあぶります。

ケースに取り付け、ハンダつけします。

反対側も同様に処理して、コネクターにハンダつけします。
これは、KENWOOD用です。

完成した変換コードです。

MC-902はそのままで、各メーカーの無線機で使える変換コードを作りました。
ダイナミックマイクでも、コンデンサーマイクでもどちらでもOKでした。
シールはテプラなどで作ってください。

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