TONO PR-1300A

ボタンが効かないとう修理です。

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ボタン接点の状態を調べたところ、4・5・6の横並びの接点に導通がありません。

パターンが断線しているのでしょう。

スピーカーはポリエチレン振動板で、音は基板に開いた三ケ月の穴から出ます。

PR-1300Aの受信音はカッチリと硬い音です。

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ボタン裏側の導電ゴムを洗浄しました。


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基板の接点に導通がないのは、スルーホールが断線しており、信号がストップしていました。

スルーホールを一度ドリルでさらってから、銅線をスルーホールに通して基板の裏と表をつなぎます。

ドリルをピンバイスに取り付けたところ。

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JHGの持っているドリルでは、一番細い0,2mmを使います。

細いスルーホールですね。

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スルーホールに通す銅線の細さは、髪の毛くらいです。


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パターンのレジストを削って、スルーホールに銅線を通したあとに裏表をハンダ付けしました。

ストップしていた信号がつながるようになりました。

スルーホールの断線はよくあることですね。

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ボタンも全て効くようになりました。


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「スーパー聞多」というネーミングがいいですね。

受信機ですが、430Mhzの送信が100mWで出来ます。

レピータートーンも出せるため、連絡用には十分使えます。

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レアものです。 永く愛用してください。


JHGのブログ。。。最近、訪問者の12%くらいが女性なのです。

機械モノの記事なのに、なぜでしょう? 理系ジョ(女)の関係でしょうか。 

うれしいことです。