FT-690
電源を入れるとSメーターが右に張り付き、SSBモードでは発振したようなノイズがでます
しばらくすると徐々に正常な状態になりますが、電源を切ったあとすぐに電源を入れた場合は症状が出ないものの、1週間くらい放置すると再び症状が出ます
やっかいですね、次の症状確認まで1週間後になります
1週間後。。。
電源投入時のみ、チャンスは1回です
Sメーターが張り付いている間に、電圧チェックです
素早く点検! しかし 分からなかったです
また1週間後。。。
テスターを基板に当てていると、ピクンとSメーターが正常になりました
マイナス電位がおかしいような??
Sメーターが徐々に正常になり、発振も治まるなんていうのはケミコン不良に間違いないのだけれど、
どのケミコンでしょうか。
Sメーター兼、バッテリー残量メーターの切替えスイッチを点検
マイナス電位がポイントみたいだけど、異常はありません。
マイナス側がアースに落ちている状態のケミコンは全部交換しました
高さが5mmくらいの、小型コンデンサーが使われています
入手した超小型コンデンサーです
各容量20個づつ購入 これは10uF
1週間後。。
OKみたいですね
今のところ治まっていますが、不安で仕方がありません
10日くらい放置して、それで症状が出なければヨシとしたいところです
しかし、再び症状がでました。。。ハンパ無い落胆です 窓から捨ててしまおうかなあ(笑)
冗談ですよ
こんなに日数がかかるとは思いませんでした
シールド板を取り外して、PLL部のケミコン交換です
PLL回路、ケミコンALL交換
カチカチに固めた樹脂の中に、ケミコンがあります
掘り出して交換です
樹脂の残骸がコハクみたいでキレイです
「気まぐれさん」も掘り出していましたけれど、ご苦労さまです
熱で溶かすと流れるばかりで全然ダメ、むしり取るしかありません
PLL部のケミコンが液漏れで傷みが激しかったので、それが異常発振の原因でしょう
コンデンサー交換は、それなりにリスクが伴いますので、やたらに交換しないほうがベストです
へたをすれば、動かなくなることもあります
コンデンサ交換はやらないほうが良いと言っておいて、ほとんど交換してしまいました
オーディオ部のケミコンが新しくなったので、SNが良くなりSSBが静かです
部品が新しくなったので点検です
出力 FMにて 2,5W
実は最初、出力が出なくてあせりました
コンデンサー交換にはこういうリスクがあるので、やっちまったかと思いました
周波数表示が0000で、オフバンドになる時はパワーが出ないのです
下まで戻したところパワーが出ました
51,00Mhzにて、スプリアス良好
コンデンサー交換の影響なし
コンデンサー エージング中
10日間くらいして再発するようならここまでとしたいところです
異常発振の原因として、あとはトランジスターを交換してみてどうかな
こまめに使ってください
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