ICOM IC-03N 

液晶表示が全表示になります。

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あやしい場所はないか、全体を目視点検です。


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リセットスイッチを押すと正常になりますが、電圧を上げると再発します。


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アンテナコネクターの緩みを増し締めしました。


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アンテナコネクターの裏側にはハンダクラックが見られました。

緩んだコネクターでは、次第にクラックが入ってしまいます。

補修。

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古い無線機は、電解コンデンサーがドライアップしています。

測定して判断。

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容量抜けと、直列等価抵抗(ESR)が15Ωでした。

交換です。

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測定値が悪いものは全て交換です。


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バッテリーの電圧、3,06V

バッテリーを剥がして、コンデンサーを交換したところです。

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電源部のコンデンサー、容量抜けにて交換。


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タンタルコンデンサーは劣化するとショートするので、無条件で交換です。


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液晶パネルを剥がして、導電ゴムと接点を洗浄しました。

液晶が全点灯する原因をあらゆる方向からつぶしてゆきます。

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周波数は安定しています。


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スプリアスも良好。


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液晶の全点灯は相変わらず治っていない。。。orz

6Vくらいだと正常に表示しますが、電圧を上げるとダメになります。

レギュレーターICの不良かな。

性能も出ているだけに、惜しいですねえ。

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