TR-851 ダイヤルエンコーダーがすべるとのことでお預かりしました。

周波数がポンポン飛んでしまいます。

イメージ 1

ダイヤルエンコーダーを取り外しました。


イメージ 2

接点を確認したところ、すり減りは大丈夫でした。

汚れをアルコールで拭き取り。

イメージ 3

接点復活王を塗布しました。


イメージ 4

エンコーダーの飛びも回復しました。


イメージ 11

Sメーターの針が1秒間隔くらいで小刻みに振れています。


イメージ 5

TR-751・851はこの症状が出てしまう個体が多いです。

原因は、マイナス(ー)6Vの電圧を作り出すDC-DCユニットの不具合です。

イメージ 6

基板を裏返してDC-DCユニットを取り外します。


イメージ 7

DC-DCユニット。

Q1、Q2、Q3 トランジスター交換です。

イメージ 8

取り外し。


イメージ 9

交換完了です。


イメージ 10

TR-751・851は受信感度も良く、この無線機は以前私が測定したスペックシールが貼ってありました。

茶色の銘板は後期タイプですね。

前期タイプは白色かと思います。

イメージ 12

顔つきも良く、名機な無線機だと思います。


イメージ 13

オーナー様から、スタンドマイクをTR-851にて使えるようにして欲しいとのことです。

TRIO MC-50

イメージ 14

マイクコネクター4PINから8PINに交換依頼です。


イメージ 15

MC-50回路図です。



イメージ 17

8PINコネクターに交換しました。


イメージ 16

イメージ 18

丈夫な作りのスタンドマイクです。


イメージ 19