ICB-770 点検のためお預かりしました。

ケースを止めているネジ2個がありません。
ネジの頭が飛ばされています。

中身を取り出すと、電池からの液漏れでフレームが錆びていました。
頭が飛ばされたネジが残ったままです。

残ったネジはガッチリ癒着しています。

残ったネジをドリルで削り、穴を開けます。


タップネジを締めればOKです。

電池ケースにも錆がまわっています。


電動リューターで錆を落とします。

ボロボロ落ちない程度に可能な限り錆を落とします。

可能な限り錆を落としました。

ケース内側の錆も落としました。

フロントマスクを取り外し。

パターン、ハンダ不良を点検。
あやしい場所は再ハンダ強化しました。

PTTスイッチをメンテナンス。

接点を洗浄しました。

接点を研磨しました。

PTTスイッチOKです。

チャンネルスイッチをメンテナンス。
接点を洗浄しました。

接点を研磨しました。

チャンネルスイッチOKです。

電解コンデンサーをオール交換しました。
一部をフィルムコンデンサーに交換。

希望により、Sメーターの照明をLED化しました。

点灯を確認しました。

受信感度低下のため、高周波部のトランジスターを交換しました。
2SC710 足が真っ黒に酸化しています。

電池接点に錆があったため、ハンダメッキをしました。

外部電源の逆接続保護ダイオードを入れました。

交換部品です。

測定と調整。
周波数 27,144Mhz

出力 0,5W

スプリアスの状態。

受信感度を最大に調整しました。

受信感度。
ー114,0dBm

アンテナローディングコイルを最大に調整しました。

昔のマンガン電池は液漏れするのが早かったです。
今はアルカリ電池からの早期液漏れが問題になっており、長期使用の場合は逆にマンガン電池を使うことが推奨されています。
点検完了しました。

受信感度が-114dbmとちょっと感度が落ちてますかね、錆にはビックリしました、よくこの状態で送受信できたなと驚き。メンテナンスして良かったです
受信感度が-114dbmは少し感度が落ちてますかね。ありがとうございました
コメントありがとうございます。
受信感度をもう少しアップさせるには、ANLをカットする方法があります。
しかし、スケルチが不良になり、ノイズが完全に消えなくなってしまいます。
感度はだいぶ改善しましたが、ー114dBmはナショナル機RJ580の平均値くらいの感度です。
SONY機としては物足りないかも知れません。