IC-R7000
ディスプレイがつかないとのことで、お預かりしました。
こうなってしまった人はいませんか?。

IC-R7000のディスプレイが突然つかなくなるのは、接触不良が原因ではありません。

スイッチを入・切したときには一時的につくけれど、すぐに消えてしまいます。

原因は、ディスプレイユニットの電解コンデンサーが容量抜けです。
こんがりと、焼け焦げていますね。
長い間お疲れ様でした。

日本ケミコン KMG 105°に全交換しました。

Sメーターの照明が切れていたので、LED化しました。


メモリーバックアップ電池の電圧は3V以上ありました。

FMワイドのとき、受信音が歪むという対策です。
IFユニットのC135を交換しておかないと、スピーカーから出る音がビビるようになります。
交換。

ディスプレイ保護のアクリル板が無くなっています。
割れてしまったのでしょうね。
アクリル板は無理な力が加わるとすぐに割れてしまいます。
割れにくいPET樹脂板で作ってみました。
ペットボトルの材料です。


サングラス色や薄ブルー色などもありましたが、透明にしました。

Sメーター 9+50dB の調整。

センターメーターの調整。

スケルチ調整。

受信感度
埼玉 NHK-FM 85.10Mhz ー131.2dBm

999.00Mhz ー124.6dBm

シリアルナンバーとエンブレムから、後期型のIC-R7000ですね。
フロントマスクはアルミダイキャスト製です。
受信機の傑作です。

ディスプレイもつくようになりました。
IC-R7000を愛用しておりましたがディスプレイが点いたりつかなかったりという症状でコンコンとたたくと点いたりしたので接触不良と思い開いてみたらとても内部が密でディスプレイまで到達できず困っておりました。そんな時に貴ブログを発見、まさにこの症状!! エアバンド中心の利用で表示が消えても受信はできます。
真空管アンプくらいなら作ったことがあります。
コンデンサーの交換ぐらいならできないこともないかと思った次第です。
電解コンデンサーは6個の小さなものと少し容量の大きいものの計7つですね。
ぶっちゃけ、やれるでしょうか、それともやめといてお願いしたほうが良いでしょうか?
気に入っている機器なんでこのまま用廃にするには忍びないのです。ぜひご指示を頂きたくコメントします。
当方 メールアドレスは゛゛゛゛゛゛です。
出来たら返答をよろしくおねがいします。
真空管アンプを作ったことがある方でしたら、作業は十分可能ですね。
お困りになったときにはご用命ください。