KENWOOD TM-241
点検とLED化のため、お預かりしました。
チップ抵抗を270Ωの抵抗に、ムギ球をLEDに交換しました。

取り外した部品です。
ムギ球のガラスが黒くすすけて始めていました。
切れるのも時間の問題でしょう。

サービスマニュアルにおける、LAMPの回路です。
PL1~PL6までのムギ球をLEDに交換。
R6~R11までの抵抗を270Ωの抵抗に交換。

TMシリーズは、ほかの無線機のように直接LEDに電流制限抵抗を付けなくて良いです。
それぞれの部品が付いていた場所に、そのままLEDと抵抗をハンダ付けします。

膨らみ、液もれのある電解コンデンサーはありませんでした。
FMデビエーションの調整です。
AGから28mVのオーディオ信号を出力します。

マイク端子からオーディオ信号を入力して、FMデビエーションを調整します。
ICOMのデビエーションは4.8Khzになっており、変調が濃くてFBです。
KENWOODもこれと同様に、規定の4.4Khzより少し高めの4.8Khzに調整しました。
Anritsuのデテクターからはシッカリとした変調がモニターされています。

Sメーターの調整。

受信感度の測定。
20dBのアッテネーターを使いましたので、SSGの数値に20をプラスしてください。
ー145.4dBm (20dB ATT)
Sメーターが振れてないのがおわかりでしょうか、この状態で減衰比20dBのS/Nです。
(信号が十分聞き取れる状態)
受信感度の衰えはありません。

送信周波数の調整。
マイクから1Khzのトーン信号を入力していますので、実際のQSOに近い値です。

送信出力の調整。
HI 10W
MID 3W
LO 0.5W

LED化後の液晶は、ピンク、グリーン、イエローの表示がキレイです。
液晶のにじみもありません。
送信、受信、無線機の基本に関しての点検結果は問題ありません。
周波数をエアバンド帯にすれば、自動的にAM受信になります。
受信感度も良く、LED化によって発熱も少なく、球切れの心配もありませんので、エアバンドをラジオ代わりに長時間聞くのにもオススメの1台です。

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